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12 ルーヴル美術館(Musee du Louvre) 11月30日(金)
 日程上やむを得ないとはいえ、気ぜわしい見学だった。
 この巨大な美術館の百分の一程度を駆け足で巡り、限られた要所で1分間だけシャッターチャンスを許された。
 30年前、重役のカバン持ちで訪れたときは、ゆとりの観賞だったはずだが、全て忘れ去っている。作家の藤本義一氏と擦れ違いざま、シャッターを押したっけ。
30年前、念のため。
これも30年前、パリ中心の凱旋門だったかな?
 以下、とくに目にとまったルーヴルの作品を羅列する。
30年前
 知人が「感動で震えた」という『サモトラケのニケ』がなによりの目当てだった。知人ほどにはうち震えなかったが、しばらく見とれた。それがルーヴル第一の収穫。
サモトラケのニケ (サモトラケ島出土 紀元前2世紀)
原型・大理石 復刻・ブロンズ 高さ320cm
 1863年、エーゲ海東北のサモトラケ島でフランス領事、シャルル・シャンポワーゾが、まずパロス島の大理石で作られた女性像トルソを発見した。 続いて周辺からは同じ大理石で作られた118点の断片となった翼の部分が見つかった。
 これを復元したところ有翼の勝利の女神「ニケの像」であることが分かった。
 出土品は、フランスに送られ1884年、ルーブル美術館の「ダリュの階段踊り場」に据え置かれた。
 翼を広げた巨大な女性大理石像「サモトラケのニケ」はルーブルを訪れる人々の目を強く引き付けている。「ミロのビーナス」と共にルーブル至宝の双璧である。
  (ルーヴル彫刻美術館 http://www.louvre-m.com/)
 もう一つの収穫が、このヘルメス像。ギリシャ館で見つけてた。この神、イタリア神話でメルクリウス。英語読みでマーキュリーだ。
 左手に握っているケリュケイオンの杖の先っぽが大学母校の校章……、ぼくでもすぐにわかった。
その他の写真  その1 その2
「ギリシャ館」見学用に作ったにわかメモ
ギリシア語 ラテン語 英語 意味
ゼウス ユピテル Jupiter 神々の王
ヘラ ユノ Juno 女性の保護神
アポロン アポロ Apollo 太陽神
アルテミス ディアナ Diana 月の女神
アテナ ミネルウァ Minerva 知恵と技芸の女神
アレス マルス Mars 軍神
アプロディテ ウェヌス Venus 美と愛の女神
ヘルメス メルクリウス Mercury 神々の使者で、雄弁家・職人・商人・盗賊の守護神
ヘパイストス ウルカヌス Vulcan 火と鍛冶の神
デメテル ケレス Ceres 豊年の女神
ポセイドン ネプトゥヌス Neptune 海の神
ディオニュソス バックス Bacchus 酒と酒宴の神
ハデス プルート Pluto 冥界の王
エロス クピド Cupid 恋愛の媒介神
ニケ ウィクトリア Nike 勝利の女神
 
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