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2 ニース (Nice) 11月25日(日) |
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南仏コート・ダジュール(Cote d'Azur、紺碧の海岸)のメッカである。
8時にホテルを出て、石ころ海岸へ直行した。天高く……、理想的な秋晴れだ。
西側の海岸沿いがプロムナード・デザングレ(Promenade des Anglais、イギリス人の散歩道)といって、19世紀半ばから華やかな社交場で今に至るという。有名なホテル「ネグレスコ」(1912年建造)がその象徴。車窓越しに見えた。
それよりも、波打ち際から遠く水平線にかけて……、水色から濃紺に変わっていく海面は光り輝いている。ニースは初夏だ。老人が浅瀬で手を振った。 |
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プロムナード・デザングレ(Promenade des Anglais)は、この辺から西へ3.5`の遊歩道である。時間が許せばなあ……、駆け足旅行の悲哀かな。 |
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石ころの海岸がなんともいえず…… |
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撮影失敗! 残念、折角の笑顔なのに。
今回は同様の失敗がなんと多いことか。
新しいデジカメをろくに勉強せず、の報い。 |
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旧市街へ歩いてサレヤ広場(Cours Saleya)へ行き、花市場を見物。花・果物・野菜が各露店に満載で、クレヨンを原色で塗りつけたように眩(まぶ)しいくらい鮮やかだった。
1時間ほど露店に沿ってぶらりぶらり歩く。柿(kaki)3個と乾燥イチジク一掴みを買った。柿の美味さに舌を巻く。学名はDiospyros
Kaki(ディオスピロス・カキ)のよし。 |
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木の下に柿の花散る夕べかな |
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与謝蕪村 |
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つり鐘の帯のところが渋かりき |
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正岡子規 |
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柿食へば命あまさず生きよの語 |
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石田波郷 |
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柿を食ひをはるまでわれ幸福に |
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日野草城 |
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粉のふいたイチジクはその夜からナイトキャップの肴にした。
集合場所に帽子屋があり添乗員お薦めの店。いいハンチングがある。店員のおだてに乗って購入。 |
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