バルセロナ |
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ガウディ、フランス文化 |
マドリード |
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混然一体、西欧化 |
トレド、グラナダ |
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ジプシー、イスラム |
リスボン |
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伝統、元気、西欧・北欧 |
いうまでもなく、半島自体の地勢が魅力的だから、歴史的に外部からの侵攻、せめぎ合いの拠点になってきた。ローマ帝国、キリスト、イスラム、アラブ、ハプスブルグ、ゲルマン、ジプシー……、ヴァイキングまでも。
その結果が現在に至る各地の風土となり、住民の気質や文化・伝統として根付いてきたのだろう。そんな空気を感じた。
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尻切れトンボだが、2005年5月に10日間かけて旅したイベリア半島横断の紀行文を締めくくることにする。
体験も8年前となると、記憶あいまいを思い知らされた。それを逆手にとって、真偽不明の幻想の世界で書いてみようか。夢幻にとんでもない脱線はつきものだから、それにこと借りて70歳台の近況あれこれも差し挟んでやろう。
そんな魂胆が、結果的にわが「中高年の元気!」において、この紀行文を長ったらしくしてしまった。仕上げの朗読が終わってみれば、多分2時間半は超えているだろう。
「人迷惑な超長駄文」と、しらけたご感想を予想する。そこまで読み続けてくれる方々がいるかどうか。
が、70歳の古希が過ぎてもうすぐ3年目。記憶力・行動力の減退に逆らえない今日この頃の〝カラ元気!〟だ。意気だけはまだ盛んな〝自己満足の産物〟ということにしていただきたい。
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番外 スペイン今景色、数点
Coming Back by the Pictures of Present Spain
この紀行文をスペイン語堪能のKさんに見せたら、
「私、昨年スペインに行ってきました。バルセロナ、マドリード、そしてマヨルカ島です。どの地でも現地の友だちに案内してもらい、大いに楽しむことができました。マヨルカ島では友だちの家に泊めてもらいましたよ」
と言って、
「写真、ご参考まで」
お言葉に甘えて、本項への掲載を許してもらった。
Kさんの〝スペイン今景色〟で、8年前の〝幻想紀行文〟から2013年の現実に舞い戻ることにする。
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サグラダ・ファミリア(バルセロナ) |
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グエル公園(バルセロナ) |
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カルトゥハ修道院にある
ショパンのピアノ(マヨルカ島) |
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マヨルカ島の夕日 |
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