遠くとも一度は詣れ善光寺
善光寺詣りは、まず善光寺平を一望できる丘の上から。
ここは「雲上殿」といい、大納骨堂だ。本殿には善光寺如来の分身仏が祀られ、壁は善光寺縁起の壁画が描かれているとか。
一望しながら、女性たちと写真に収まった。 |
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西側に慰霊塔がある。毎年6月、そこでビルマ戦没者の慰霊法要が行われている。太平洋戦争中にビルマ(現ミャンマー)からインドを目指すインパール作戦で多くの部隊が全滅した。その法要で、今年が33回だった。県内外から従軍した元兵士や遺族ら約30人が参加し、戦没者の冥福を祈ったという。 |
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善光寺本堂 |
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K氏思い出のあまざけ屋でくつろいでから、本堂に入る。 |
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入ったすぐの「びんずる尊者」はやはり人気。なでた部分にご利益ありで、ぼくは頭と左足をなでた。 |
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500円でお戒壇めぐり。「極楽への錠前」に触れるためだが、この狭い地下道は漆黒の闇。壁に手を当てて、おずおず伝いながら、やっと「らしきもの」に手を触れた。これでぼくも極楽浄土か。手形代はこれでいいのかなあ。 |
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三門 |
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「寛延3年(1750)に竣工。本堂に見あった規模の大きな門で、二階中央間後方にしつらえた須弥壇に文殊菩薩と四天王像を安置している。
近年、柱の傾斜や建物の変形などが目立ってきたため、前回の葺き替え(昭和48年)以来、30年余りが経過して、屋根の檜皮が耐用年限に達したのを機に、建物が建てられてから今日までの約250年間で初めての半解体修理を行った。」とのこと。 |
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仁王門 |
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高村光雲、米原雲海合作の仁王像が睨みをきかせている。 |
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左「あ形」仁王像の左足親指と、右「うん形」仁王像の右足親指に注目。 |
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善光寺は、「大勧進」(天台宗)と「大本願」(浄土宗)に共同で管理されている。 |
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大勧進、大本願 |
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本坊大勧進のHP |
善光寺大本願のHP |
「弘仁8年伝教大師が信濃路巡化のみぎり、善光寺に参籠され、爾来、天台の宗風により今日に至っております。
大勧進は天台宗大本山で善光寺25ヶ院の本坊として、住職は善光寺の住職も兼ねております。」 |
「大本願は、善光寺の創建(西暦642年)当初からその歴史を共にしてきた尼僧寺院で、代々の大本願住職、尼公上人が善光寺上人として、その伝統を継承されてきました。現在は浄土宗の大本山です。」 |
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大本願の方が丁寧にご説明。 |
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大本願に二つの御紋があった。菊の御紋はご承知のとおり。裏菊の御紋は尼寺たる大本願で使われる。 |
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菊の御紋 |
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裏菊の御紋 |
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大本願の宝物院に聖徳太子像があった。見慣れた旧一万円札のお顔とは少し……。 |
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宝物院の聖徳太子 |
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旧一万円札 |
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門前街で唐辛子屋本舗に入る。店主お薦めの七味を買った。 |
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左向こうに三重塔を見ながら善光寺さんにお別れした。 |
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